
この7月に奥日光の旧日光レークサイドホテルの跡地に、リッツカールトン世界初の温泉施設を併設した全94室、日本で5件目のリッツカールトンとしてオープンしたザ・リッツ・カールトン日光(リッツ日光)。
オープンから2週間後の7月後半、雨の日でも新緑がきれいで気持ちが良い平日に、スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エクスプレス・カード(SPGアメックス)の無料宿泊特典を利用してきました!
とても広くて気持ちの良い部屋で、窓を開けてマイナスイオンを部屋に入れながら、軽くヨガをしたり、読書をしたり、昼寝をしたり、ゴロゴロとテレビを観たり。
たった1泊でしたが、連泊したかのように十分にリラックスし、リフレッシュすることができました!
当初、家人も一緒に行く予定でしたが、まだまだコロナ禍の旅行自粛の流れの中にあったこともあり、ソロで行動した方が良いかと思い、凄くもったいなかったのですが、一人で贅沢をしてきました。
この記事ではリッツ日光の概要、ホテル全体と泊まった中禅寺湖ビュー キングのお部屋の様子を、画像たっぷりで詳しくレビューしていきます。
東武日光駅からバスで約40~50分
リッツ日光へは電車とバスを利用しました。
いろは坂を車で運転なんて私の実力では無理なのですw
最寄駅はJR日光駅、東武日光線東武日光駅です。
そこから東武バスに乗り、ザ・リッツカールトン日光(25番)で下車しました。
東武日光駅から湯元温泉行または中禅寺温泉のバスで、ホテル前まで約40~50分でした。
タクシーだと約30分だそうです。
通常ある東武日光駅からホテルまでの無料送迎車サービスは、コロナ対策のため中止していました。
ホテルの外観・庭・中禅寺湖
ホテルの正面。
ザ・ロビーラウンジから庭へ出たところです。
この先を少し歩くとすぐ中禅寺湖になります。
メイン棟の1階は、軽食やアフタヌーンティーができるザ・ロビーラウンジで、テラス席もありました。
レイク棟の1階は、お寿司、鉄板焼き、会席、朝食が食べられる「日本料理 by ザ・リッツカールトン日光」でした。
マウンテン棟の1階は、セット料理やアラカルト料理が楽しめる洋食レストラン「レークハウス」でした。
ホテルの通りを挟んだ向かいが中禅寺湖でした。
天気が良かったら最高だったのですが、雨でも、曇りでも、空気はとても爽やかで気持ち良かったです!
ホテルのロビー、ライブラリー、バー
ゲストが来ると右にある鐘を鳴らしてくれるそうですが、私の時はありませんでした( ;∀;)
入口の奥には、コロナ対策の消毒スプレーが置いてありました。
到着後、少し待ってから、こちらのロビーでチェックイン。
和洋折衷のミニマリズム。
栃木の素材、伝統工芸を活かしたデザイン。
接客女性スタッフはお着物で和のおもてなし。
昼間のザ・ロビーラウンジ。
チェックイン後、部屋に移動するまで少し時間があったので、1日限定20食のアフタヌーンティーのセットを頂きました。
私はこのチェックイン時に予約をしたのですが、最後の1名でギリギリセーフ。
なので、混み合う繁忙期以外でも、できれば事前に予約をしてから行くことをおすすめします。
夕方の「ザ・ライブラリー」
夕方の「ザ・バー」
温泉施設
写真:マリオットボンヴォイ
このホテルのウリの一つであるのが、世界のリッツで初めてホテルに併設したという温泉です。
写真:マリオットボンヴォイ
日光湯元温泉が源泉の硫黄泉で、内風呂は透明で少しぬるめ、露天風呂は乳白色のにごり湯で少し熱めでした。
温泉の効能などについてはこちらをご参考に⇒奥日光湯元温泉旅館行動組合
内風呂スペースには、サウナや水風呂もありました。
写真:マリオットボンヴォイ
内風呂と洗い場などがあるスペースは、大理石をふんだんに使って、間接照明で薄暗く、とてもモダンでお洒落な雰囲気でした。
洗い場のブースは8つ。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはイギリスの高級香水ブランド「アスプレイ」のものでした。
ですが、3つとも容器が黒く、容器自体にシャンプーなどの表示はなく、かろうじて「シャンプー」などと小さく書かれたホルダーがかけられているだけ。
薄暗いなか、洗い場の端のわずかな光の下で容器にかかったネームホルダーを、顔を近づけて見分けなければならず、拡大メガネがないと不安な大人女子は本当に困りました(-_-;)
更衣室のロッカーは、ロッカーは暗証番号式でした。
ロッカーの施錠&解除方法:C→4桁の番号→鍵マーク
ロッカーの横の洗面台のあるスペースには、一息つけるようにソファも常温のミネラルウォーターもありました。
洗面台には、液体ソープ、クレンジングジェル、オールインワンジェル、化粧水、ヘアゴム、タオル、レイザー、くし、コットン、綿棒、シャワーキャップなどもありました。
ドライヤーはダイソンでした!さすが。
温泉の横には待ち合わせや休憩に使えるスパラウンジがありました。
フィットネススタジオ
フィットネススタジオも小さめですが、一通りの器械とダンベルなどが揃っていました。
タオルやミネラルウォーターも常備されていました。
夜、スパへ行く途中、これがですね、お化けに見えて本気で怖かったです。
だって、ここって華厳の滝がすぐ側にあるじゃないですか…。
チェックイン
チェックイン時に受け取ったものは、部屋の鍵、レストランのQRコード表、ホテル周辺地図、風呂敷バックでした。
部屋の鍵は桜の木でできたカードで、帰りには記念にお持ち帰り出来ます。
コロナ対策でしょうか。
各レストランのメニューはこのQRコードの一覧からアクセスする方式でした。
この周辺地図を見ると、行ってみたかった英国大使館別荘記念公園やイタリア大使館別荘記念公園も、ホテルから徒歩圏内(約20分^^;)でした。
次回、ぜひ。
チェックインの時に貸して頂いた風呂敷バック。
温泉施設へ行くときなどに着替えなどを入れて、館内を歩けるというものです。
オリジナルグッズを売っているスパトリートメントにて¥3,300で販売されています。
中禅寺湖ビュー キングの部屋
オープン間もないこともあってか、木の香りがまだ強く、歩いているだけで癒されました。
エレベーターホール前のソファの後ろの裏庭。
ザ・リッツ・カールトン日光 | 全94室 |
男体山ビュー ダブル(ツイン)、キング | 57㎡ |
中禅寺湖ビュー ダブル(ツイン)、キング | 57㎡ |
中禅寺湖ビュー スイート | 115㎡ |
リッツカールトン スイート | 277㎡ |
今回はSPGアメックスの無料宿泊特典を利用したので、男体山ビューの部屋になるのかな?とおもっていました。
ですが、その上の中禅寺湖ビュー キングの部屋にアップグレードして頂けました。
コロナ禍でのホテルの感染防止策として、全室稼働させているわけではなかったようですね。
スリッパ履きでも、靴履きでもOK
客室はスリッパに履き替えて使っても、そのまま靴を履いて使っても、どちらでも良いそうです。
温泉施設に行くときに履く下駄が男性用と女性用、それぞれ1足づつありました。
鹿沼組子らしい木細工のデザインが客室にも施されていました。
キングサイズベッド
キングサイズベッドだったので、その広さも快適でしたが、硬くもなく柔らか過ぎるわけでもなく、優しく包まれるような程良い柔らかさで、とても心地良く眠れました。
両サイドテーブルには合計4つのUSB電源がありました。
便利ですね。
BluetoothスピーカーはBOSEでした。
さすがです。
入口近くにソファーがあるのも便利でした。
バルコニー
バルコニーも広く、ソファとテーブルが置かれていました。
夜間はサルが侵入することがあるかもしれないので、開放厳禁とのことです。
バルコニーからの中禅寺湖は、木が邪魔してあまり見えませんでした。
上の階のスイートのお部屋からは難なく見えるのだと思います。
右を向くと男体山。
テラスにヨガマットを敷いて、霧雨のマイナスイオンに打たれながらストレッチをしました。
最高に気持ち良かったです。
夜のターンダーンサービスには、テラスのランタンに火を灯してくれます。
3時間くらいはもつそうです。
蚊にかまれることもなく、気持ちよく過ごせました。
バスルーム
ベッドの向かいの引き戸の先、右がトイレ、左がバスルームになっています。
正面の引き出しの上の右の引き出しにはドライヤーが入っていました。
部屋のドライヤーは、サロン使用率が高いというテスコムのNobbyブランドでした。
下の引き出しにはタオルのスペアが入っていました。
洗面台2つ、バスローブ2着。
右の洗面台には拡大鏡が付いていました。
トイレは暖房・温水便座。
トイレの中が一番木の香りが強く、リラックスできました(^▽^)/
おしゃれな洗面台ですね。
私はこのタイプは水が周りに飛び散り易いので好きではないのです。
引き出しには、
- 歯ブラシセット
- マウスウォッシュ
- レイザー
- ヘアブラシ
- くし
- シューシャインミット
- ボディローション
などが入ってました。
石けん、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーは、リッツカールトン共通。
イギリスの高級香水ブランド「アスプレー」のものです。
もちろん洗面台の下には体重計がちゃんとありました(-_-;)
バスルームからも中禅寺湖にかかる木々が望めました。
バルコニーのミニ枯山水も見れました。
バスルームの入口にバスタブの窓のシェードの開閉ボタンがありました。
あと、バスタブの左の鹿沼組子の戸と開けると、縁側ラウンジに出れます。
レインシャワーもあるので、朝目覚めた後に強めの水でお腹周りをマッサージしてみましたw
バスソルトもありましたが、特に香りがあるものではなかったようで、ちょっと残念。
部屋の中はほとんどバリアフリーです。
縁側ラウンジ
日本家屋の良いところを取り入れたデザインにしたという縁側ラウンジ。
ソファーにも電源があるので、なんならここで仕事もできますよー。
ここのラウンジも広くて開放感あるので、とてもゆったりできました。
キャビネットの上段にネスプレッソ、電気ケトル、アイスペール、グラス、有料おつまみ3種がありました。
キャビネットの上には日本茶セット。
お茶は福寿園のパックでした。
55インチ液晶テレビ
ウェルカム フルーツなど
ウェルカムフルーツとして、苺(多分、とちおとめかな?)がありました。
とても大粒で、とても甘くて、感動しました^^
こちらは初日の夜のターンダウン後のお菓子のパインのドライフルーツ。
夜はお腹一杯だったので、朝にお茶と一緒に頂きましたが、これがまたまたとても美味しかったのです。
ウォークインクローゼット
部屋の入口を入った正面にウォークインクローゼットがありました。
ドアの裏側が姿見です。
左には温泉施設へ来て行ける浴衣もありました。
引き出しの上の段の右には布製のランドリーバックがありました。
引き出しの下の段にはセキュリティボックスとヨガマットがありました。
リッツカールトンのタグが付いたヨガマット!
初日にアフタヌーンティーと夕食(アラカルト)と食べ過ぎたので、朝食前に縁側ラウンジにヨガマットを広げて、朝ヨガをしました。
食べたら動く。ということができるから、部屋にヨガマットがあるって、ホント便利で良いですね^^
チェックアウト時間を13時まで延長
チェックアウトの時間についてですが、通常は12時です。
ですが、マリオットボンヴォイのゴールド会員は14時まで、プラチナ会員以上は16時まで、その日の混み合い具合によって延長して頂けます。
この日は連休前だったこともあり、当初は13時まで、次に訂正され14時まで、再度訂正され、結局13時まで延長して頂きました。
オープンしたてのホテルは、どこもまだいろいろとバタバタしちゃうんですね。
でも、スタッフの皆さんの真摯な一生懸命さはとても強く感じ取れましたので、今後、もっと良いホテルになっていくんじゃないでしょうか。
心休まる自然豊かな奥日光の、木をメインに使った優しい和モダンのミニマリズムなデザインのホテル。
とても広々とした部屋に、モダンなデザインで2種類の硫黄温泉が楽しめる温泉。
地元の食材をふんだんに使った美味なアフタヌーンティー、夕食、朝食。
家族や友人と一緒だともちろん楽しいけれど、一人だと実はもっと楽しい贅沢時間が過ごせます。
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