日本でももうお馴染みに、1855年にイギリスはエセックス州チップトリー村で設立された、英国王室御用達のウィルキンソン&サンズ社(Wilkin & Son)のチップトリー(Tiptree)ジャム。
マーマレードが大好きなのですが、あまり甘くなく、苦みがしっかりと効いた大人味のマーマーレードを探して三千里。
今回はこのチップトリー オレンジ&モルトウィスキーを選んでみました。
濃厚なオレンジとしっかりとした甘さを味わい終わると、ほんのりウィスキー味が最後に残るマーマレードでした。
原料は砂糖、オレンジ、モルトウィスキーだけ
このマーマーレードに使われている原料は、砂糖、オレンジ(28%)、モルトウィスキー(4%)だけ。
着色料や保存料を使わない、イギリスの伝統的なジャムです。
なので、ウィスキー入りとはいえイギリスのジャムだなーと食べながら納得するほど甘味は強く、オレンジの濃厚さも味わえます。
でも、最後にほんのり、フワッと口の中にウィスキー感がしっかりと残ります。さい
私的にはもう少し甘さ控えめにするか、ウィスキーを多めにして欲しかったところではありますが、ジャムですからね。
なので、甘党の大人にはおすすめです。
オレンジの皮の量は普通
マーマレードの食感と苦みの元になるオレンジの皮の量ですが、こちらは普通の量でした。
どちらかといえば、少し少ない方かもしれません。
もう少し多いと、皮の苦みがしっかり感じられて、相対比で甘さが抑えられ、本当の大人味に近づけたのになと思いました。
トーストには少な目に
私はトーストに少しのバターを塗ってから、マーマレードを塗って食べるのが大好きなのですが、
こちらの画像ように塗り過ぎてしまい、バターと塩味とのバランスが崩れ、ただただ甘すぎるだけのトーストになってしまいました。
食パン、バター、マーマレードの各素材を活かす量にするには、ちょっと加減した方が良いかと思いました。
この加減が成功すると、普通のマーマレードトーストが、高級感のあるマーマレードトーストになります。
テクスチャーは固めなので、扱いやすいかと思います。
無糖のオイコスにはちょうど良い
ロシアのほんのり甘くてミルキーなクッキーに、無糖のオイコスとこのマーマレードを乗せて食べてみました。
味にパンチがないクッキーと無糖のギリシャヨーグルトには、濃厚な味のこのマーマーレードはピッタリでした。
まとめ
- 英国王室御用達の老舗ジャムブランド
- 原材料は砂糖、オレンジ、モルトウィスキーだけ
- オレンジだけでなく、甘さも濃厚
- ウィスキー味は最後にほんのり残る
- 甘党の大人におすすめ
三越や伊勢丹での英国展でも毎年並んでいるチップトリーのジャム達。
Amazonや楽天でも比較的お手軽価格で出ているので、ぜひ、セールやマラソンの時のリストに。