
当初、大阪・関西万博へ行く予定はありませんでした。
しかし、偶然に知人からチケットを譲り受けた後に、イタリアが誇るバレエダンサー、ロベルト・ボッレ&フレンズ公演が無料で開催されることを知りました。
「これは、この機会を逃したらいつ行くというのか!」と、急遽万博行きを決意。
直前まで観覧できるか分からないという不安もありましたが、結果的に忘れられない感動的な一日となりました。
フライト遅延と万博会場への到着

当日は羽田8時発のフライトを利用しましたが、少しの遅延があり、万博会場への入場は11時近くになってしまいました。

入場が9時の予約から少しずれ込んだものの、お目当てはボッレ公演。
この旅の最大の目的を果たせるかどうか、一縷の望みをかけて会場の万博ホール「シャインハット」へと急ぎました。
ロベルト・ボッレ&フレンズ公演のキャンセル待ち券


シャインハットに着いた時、ちょうど公演のキャンセル待ち整理券を配っていたので、そこで整理券を無事に確保し、開演まで各国のパビリオンを巡ることに。
イギリス館でのアフタヌーンティーとパビリオン巡り

まずはイギリス館へ1時間ほど並んで入場し、その後さらに1時間待って館内のレストランでSNSで話題だったアフタヌーンティーを注文しました。

こちらのアフタヌーンティーの詳しいレポートは、別サイトに掲載しています。
大阪・関西万博イギリス館の5000円アフタヌーンティー体験レポート。SNSでの「スジャータのケーキ」「イケアのスタンド」等の噂は本当?実際に食べたスコーンやサンドイッチ、バーレイ食器の感想から、ロダス ...
【大阪・関西万博】話題のアフタヌーンティーをイギリス館のレストランで食べてきた - 洋菓子ガイド
yogashiguide.com



その後はインド館(バーラト館)で涼み、インドネシア館、スペイン館などで一息つくなど、束の間の異文化体験を楽しみました。
奇跡の「ロベルト・ボッレ&フレンズ」公演

万博訪問の唯一のお目当てだった「ロベルト・ボッレ&フレンズ」の公演。
「先着順」と聞いていたチケットが、前日の夕方に突如「招待制」に変更になり、一時は観覧を諦めかけました。
ですが、すでに航空券とホテルを購入しているので後戻りはできなかったので、ダメ元で、ワンチャンあるかなという気持ちで行ってきました。

しかし当日、奇跡的にキャンセル待ち整理券が配布され、最終的には並んだ人全員が鑑賞できるという劇的な展開に。
開演前のモヤモヤは、舞台が始まった瞬間にすべて吹き飛び、主役ボッレ氏と他のダンサー達の圧巻のパフォーマンスに、ただただ感動。
旅の終わりと最高の思い出

公演の鑑賞後は、体力的にも時間的にも、万博の象徴である大屋根リングを一周する余裕はありませんでした。
実は、前日のチケット騒動でほとんど眠れていなかったこともあり、翌日は体調を崩してしまいました。
幸い、数日間ゆっくり休むことで回復しましたが、やはり万全の体制で臨むことの重要性を痛感しました。
それでも、あの感動的な舞台を、無料で鑑賞できたことは、何物にも代えがたい最高の思い出です。
ロベルト・ボッレ&フレンズ公演の運営のドタバタも含めて、忘れられない万博体験となりました。
まとめ

思いがけず手にしたチケットと、無料公演の情報がきっかけとなった今回の万博訪問。
体調管理の難しさも実感しましたが、唯一の目的であったロベルト・ボッレ&フレンズの公演は、直前のトラブルを乗り越えて鑑賞することができ、その感動は往復の航空機代とホテル代などをはるかに超えるものでした。
大変な思いもしましたが、それを補って余りある素晴らしい体験ができたことに、心から満足しています。
急遽決めた訪問でしたが、本当に行って良かったと思える一日でした。