アカデミー賞での作品賞誤発表でのゴタゴタでも話題になった、興行収入40億円突破したラ・ラ・ランド。
ラ・ラ・ランドとはハリウッドという意味なんだそうですね。知らなかった…爆
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ライアン・ゴズリングが最初から最後までカッコ良過ぎた。
私、同じ映画を何回も観に映画館に通うことってほとんどなかったんですけど、このラ・ラ・ランドは3回通ってしまいました。1回目なんかは半分位からずっと号泣してました。多分、映画館じゃなかったら声出して泣いてたかもねw
エマ・ストーン演じるミア役を中心に描かれているけど、実は終始ライアン・ゴズリングのカッコ良さをが描かれていた映画だと勝手に思ってますw
しかも、意外なラストのせいで、余計そのカッコ良さにバイアスがかかってしまったという感じで、しばらくライアン愛が止まらなかった私ですー。
ストーリーとしては、特にどーのって訳な話じゃないんですが、なんでこんなに夢中になっちゃったんでしょうかね?
やっぱり渋い大人味が出せるエマ・ストーンとライアン・ゴズリングという2人の配役チョイスが当たったのかと。
この映画を撮る予算をつくるために、あの超新進気鋭の話題作だった「セッション」を撮ったという32歳のハーバード大卒のデイミアン・チャゼル監督。
「この2人が一番本当のカップルみたいに見える」ってことでエマとライアンを抜擢したらしいんですけど、当初予定していたのが「セッション」のマイルズ・テラーとエマ・ワトソンだったけど、「美女と野獣」の撮影に入っていたエマ・ワトソンに断られたっていうのもあったらしいとかなんとか。
結局、エマとライアンの2人だったからこそ、素敵な大人の映画に仕上がったと私は思ってます。
しかし、ライアンがピアノを弾くシーン、素敵過ぎましたよねー。撮影前はピアノが弾けなかったけど、1日4時間、約3ヵ月の猛練習で上級者向けなジャズピアノまでを修得。ピアノを弾く手が移るシーンは全てライアン自身が弾いているんだそうで。で、私も何か1日4時間頑張るか―と思った次第w
映画の中でセブ役のライアンがちょっと練習していた曲が「Kojo No Tsuki」で、エンドロールにちゃんと滝廉太郎の名前もありましたね!
チャゼル監督のアップテンポな音楽とダンスと色効果と映像効果の絶妙撮影テクニックがラストの感情に響いたかな?
往年のミュージカルへのオマージュや、伝統的なジャズと新しいジャズを取り上げたジャズ愛等を織り交ぜながら、冒頭からのアップテンポな音楽、ダンス、カラフルな衣装、瞬時に場面が変わる吹き替え&CG一切無しのカメラワークに乗せて、
ある程度の大人だったらどこかに刺さる叶った夢と叶わなかった生活、選んだ生活と選ばなかった生活の間の寂しさを素敵に描いてる、これぞチャゼル監督という映画だったのかなーと思いました。
もちろん海外版ブルーレイも買いますけど、早く日本版も欲しーですよね!
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