こんにちは、クマホリック(@mi_ha_travel)です。
この夏に公開された「イングランド・イズ・マインド」のレビューです。
この映画は元ザ・スミスのモリッシーが、ジョニー・マーと出会って、ザ・スミスを組み、”モリッシー”になる前までの、20代前半の不遇の時代を映画化したものです。
なので、モリッシー大好き、ザ・スミス大好き、UK音楽好き、マンチェスター好き、マンチェスター・ユナイテッド好き、イギリス好きな人は必見の映画です。
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監督はモリッシーの地元ファンでもあった
モリッシーはこの映画には一切関りはないのですが、この映画のマーク・ギル監督は、モリッシーと同じ地元、同じストリートで育ったモリッシーのファン。
「まるでザ・スミスのレコードを聴いているような映画にしたかった。」
ということもあってか、ザ・スミスやモリッシーの音楽が流れることは一切ありません。
この部分はファンとしてはちょっと残念な部分ではあったんですが、その効果はかなりあったと思います。
撮影は全てモリッシーの地元ストレットフォード
撮影は全てモリッシーと監督の地元であるストレットフォードなのです。
その当時の失業、犯罪、ドラッグなどで暗い印象だけだったマンチェスターの郊外の街の様子が、マンチェスターのマンキュニアン(Mancunian)の家の様子や暮らしぶりが、
ザ・スミス、ジョイ・ディヴィジョン、ニューオーダー、ザ・ストーン・ローゼス、オアシス、シンプリー・レッドなどが生まれたあの時代のマンチェスターが見れる映画です。
このストレットフォードは、実はあのサッカー英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドのスタジアムであるオールド・トラフォードの裏手にあるのです。
以前、モリッシーの住んでいた地を訪れた時の記事がこちらです。
モリッシーの魅力が育まれた環境
モリッシーの育った家庭は、一般的な印象とは裏腹に、とても普通の家庭で、とても愛情深く育てられたということがよくわかります。
特に、モリッシーの母親は彼の才能に気づいて、幼いうちにオスカー・ワイルド全集を与えるなど、恵まれた家庭環境であったようです。
父親にはよくマンチェスター・ユナイテッドの試合に連れて行ってもらっていたそうなのですし。
その他、モリッシーの姉、同僚、上司、友人など、映画に登場する人々のほとんどが、とても優しく、ずっとモリッシーをサポートしていたことも意外でした。
でも、モリッシーの主張の裏にいつも見える優しさって、この辺から来ているのかなと妙に納得した点でもありました。
まとめ
最近の「ファイティン・ファミリー」にも出ているジャック・ロウデンが、少し女々しさが足りないほど可愛くモリッシー役を演じてます。
「ダウントン・アビー」での三女シビル役のジェシカ・ブラウン・フィンドレイが久々に観れて良かったんですが、今回は彼女より同僚のクリスティーン役のジョディ・カマーが好きですねw
モリッシーの歌、ザ・スミスの曲、ジョニー・マーのギターが聞きたくなる映画でもあり、
トーストを食べたくなる映画でもありますw
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